野毛の居酒屋さんにて [2024/1/26]
Cochlearさんにお借りした Nucleous 8を装用して、騒音Maxな居酒屋にて scan2+Forward Focus(FF)を試してきました。補聴器時代では筆談に頼っていた同じお店です。メンバの中にワイヤレスフォンのノイズリダクションやエコキャンを開発している人がいましたが、その人が私の聴こえにビックリして。周りの騒音は完全に消えるわけではないのだけど視界に入らない方向からの音は軽く油であげるような音に抑えられ、残り幾人かの重なった音声の中から聴きたい人の声を拾う感じで聞きたい声を捉えることができました。正面から横にいる人へ振り向いた際の追従性も適応型FFの謳い文句通りの効果があったように思います。scanを有効化していないkanso2との聴き比べの差は歴然でした。
数時間の騒音状況下でも頭が痛くなるとかはなしに最後まで会話を楽しめました。今まではトレーニングのつもりで、kanso2でもscanやFF切っていましたが居酒屋では素直にテクノロジーの恩恵を受けて会話を楽しもうと思った夜でした。 N8とkanso2に入ってるチップは型番が近くて同様パフォーマンス?と言うつぶやきをどこかで見ました。kanso2のソフトウェア・アップグレードでscan2や適応型FFに対応するのかなあ・・?(写真はイメージです(;^_^A)
ACITA(人工内耳友の会)新年会 [2024/1/28]
ACITA(人工内耳友の会)の新年会に参加してきました。総勢32名のレジェンドな方々にお会いできました😊
私の周りの方の印象だと中途で長く人工内耳された方々。30年前に日本でまだ150人位しか人工内耳装用者がしなかった頃からの伝説の方にもお会いできました。
中途での失聴、苦労された経験が自分と重なり深くは話さずとも想いを共有できた気がしました。優しい方ばかりでした。来年は4次会くらいまで参加できるようにしよう😌
手話・筆談・音声認識も交えてとても賑やかで、楽しくお話をすることができました😊みなさま、ありがとうございました🙇
Xのフォロワーさんから教えてもらいました。ロックで飲んでもおいしいですし、焼酎で割って飲むと最高です☆☆☆
人工内耳マッピング 横浜の海が見える病院 [2024/2/14]
本日は1カ月ぶりのマッピングでした。単音聞き取り検査で、左右ともにこれ以上は望みようのない素晴らしい結果でした。左耳:2年、右耳:10か月。今は聞こえに関して何かを求めるのではなく、この再生していただいた耳で「心ズキズキ ワクワク」な毎日を過ごしています。人と会うことが何倍も楽しくなりました。家族との悲しい別れの言葉も心に刻むことができました。まだまだこれからも新しい出会い・発見があると思っています。
マッピングも充分ではあるのですが、ちょっとした味変を楽しんでいます。まず昨年秋に低音に比重を置いたマッピングにしていただきました。上図が通常の周波数マッピング、下図が低音用の周波数マッピングとして設定いただいたものです。
上図の通常の場合は、22番目の電極の周波数帯域は下限(LF):188Hz、上限(UF):313Hzになっているのに対して、下図の低音用周波数マッピングでは、22番目の電極の周波数帯域は下限(LF):63Hz、上限(UF):188Hzとなっており、低い周波数に対応しています。
次に、上図の通常マッピングでは22番目から14番目までの周波数帯域幅を125としているのに対して、下図の低音用マッピングでは22番目から13番目までの周波数帯域幅を125としています。これらによって、低音部分を扱う電極を通常の場合よりも広げています。その代わり、高音部分を扱う電極については通常マッピングよりも狭くなっています。
このマッピングは通常では行わず、人工内耳装用者の聞こえの状況でメーカが用意しているオプションとなります。
今回は下図の低音用マッピングにおいて、同時に刺激する電極数(マキシマ)を8から11へ上げていただきました。
これで重低音で音楽を・・・というのもあるのですが、実はこのマッピングを私が気に入っているのは、私が発声する際の鼻から漏れる音や口回りの空気の流れが聞こえることです。長らく自分の声をしっかり聞くことができなかったので不必要な空気の漏れをしっかり意識することで、より会話のやり取りをスムースにすることです。今まで、聞くこと(インプット)に比重を…というよりも聞くことが100%だったところから、話すこと(アウトプット)へも意識を向けられるようになりました。これは思わぬ効果があります。まだうまく表現できないのでまたの機会にお話しさせてください。もちろん、このマッピングで聞く音楽の重低音の響きもより楽しめています。
強力な振動で知らせてくれる安価な目覚まし時計です。
2つの時刻をセットできます。
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